親子留学では毎日どんな生活を送る?留学生活1日・1週間の流れと注意点
親子留学ではどんな生活を送るのでしょう。朝起きてから寝るまでの流れを事前に把握しておくことで、慣れない海外生活でも焦らず快適に過ごすことが出来るはずです。
また、どんな風に時間を有効活用するか、自分なりのスケジュールをあらかじめ立てておくことで、留学生活の質を2倍3倍とアップさせることができます。
フィリピンは良くも悪くもスローペースです。
そのため、学校のスケジュールになんとなく合わせて生活するのではなく、積極的にスケジュールを組むことが出来れば、初めての留学でも、海外生活上級者並みに過ごすことも可能です!
1日の流れ – 平日
フィリピン留学での1日のスケジュールは、英語レッスンのコマ数によって少し変わりますが、一般留学とも大差なく、どの学校も基本的な流れは同じです。
レッスン以外の時間は基本的には自由で、食事と門限が決まっているぐらいです。それ以外の時間は自由に外出をしたり、自習をしたり、部屋でお昼寝をしていても構いません。
お母さん、お子さんともにレッスンありの場合、基本的に親子で同じ時間帯にレッスンを受けますが、レッスンスペースは別です。
一緒の空間にいるとどうしてもお互い気になってしまうこともありますが、別々であればお互いレッスンに集中することが出来ます。
Howdyなど、まれに親子同室で受講可能な学校がありますが、こちらはお子様がどのようにレッスンを受けているかがわかったり、何より同じ空間にいるので安心といったメリットがあります。
*ただし年齢制限ある場合があります。
例1:1日5コマの一般的なコースでの1日の流れ
朝8〜9時 | 朝食、学校の食堂でセルフスタイルが基本 |
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9~10時 | レッスン(マンツーマンorグループレッスン) |
10~11時 | レッスン |
11~12時 | レッスン |
12~13時 | 昼食、学校の食堂 |
13~14時 | レッスン |
14~15時 | レッスン |
15時〜 | フリータイム |
18~19時 | 夕食、学校の食堂 |
19時〜 | フリータイム |
※レッスンは多くの学校で50分レッスン+10分休憩。
1日5コマ程度であれば、日本の幼稚園とほぼ変わらないのでお子さまも違和感なく楽しむことが出来ます。
プライベートの時間も毎日しっかり取れるので、普段は忙しいママとの時間もたくさん確保できます。
ママもしっかり英語のレッスンを受けることが出来るので短期間でも英語力アップが望めます。英語とプライベートのバランスが取れているプランです。
例2:1日7コマのフルクラスの例(韓国式で厳しめの学校のパターン)
朝8〜9時 | 朝食、学校の食堂でセルフスタイルが基本 |
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9~10時 | レッスン(基本スタイルはマンツーマンとグループレッスンを組み合わせ) |
10~11時 | レッスン |
11~12時 | レッスン |
12~13時 | 昼食、学校の食堂 |
13~14時 | レッスン |
14~15時 | レッスン |
15~16時 | レッスン |
16~17時 | レッスン |
18~19時 | 夕食、学校の食堂 |
19時〜 | フリータイム |
この場合も、お母さんはハーフレッスンとフルレッスンが選べるところがありますが、基本的にお子さんはしっかりレッスンしましょうという韓国スタイルです。
学校によっては、夕食後の自習もあったりと、正直やりすぎ感を感じる所もあり日本人で選ぶ方は少なめです。
英会話教室に通っていたりとすでに英語慣れをしているお子さんであれば大丈夫かもしれません。
保育園並みの拘束時間ですが、ランチやレッスンの間の時間はママに会えるので拘束されているという感じはなく、ママは近くにいるという安心感はあります。
例3:現地校へ通うプラン
朝8〜9時 | 朝食、学校の食堂でセルフスタイルが基本 |
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9~11時 | 現地校で勉強(送り迎えは学校のバンか、各家庭で) |
12~13時 | 昼食、学校の食堂 |
13~14時 | レッスンまたはフリータイム |
14~15時 | レッスンまたはフリータイム |
18~19時 | 夕食、学校の食堂 |
19時〜 | フリータイム |
お母さんの場合
朝8〜9時 | 朝食、学校の食堂でセルフスタイルが基本 |
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9~10時 | レッスン(学校でマンツーマン) |
10~11時 | レッスン |
11~12時 | レッスン |
12~13時 | 昼食、学校の食堂 |
13~14時 | レッスンまたはフリータイム(これはお子さんにあわせてあったりなかったり) |
14~15時 | レッスンまたはフリータイム |
18~19時 | 夕食、学校の食堂 |
19時〜 | フリータイム |
現地校は基本的に午前中の2コマのみという学校がほとんどです。
ただ、セブ市内ではいくつか延長可能な学校があり、金額は追加となりますが最大9〜17時まで可能です。申込時に現地校の滞在時間希望を伝えてアレンジするスタイルとなります。
レッスンが午前だけの場合、午後は学校でマンツーマンレッスンを受けることもできるし、フリータイムにすることも可能です。ただしその場合は、お母さんもお子さんにあわせてレッスンはなしとなります。
例4:語学学校内幼稚園プラン
これはセブとクラークという場所にそれぞれ1校ずつの親子留学が専門の学校の場合です。
年齢制限ありで、未就学児のみのコースのプランです。
お子さんの場合
朝8〜9時 | 朝食、学校の食堂でセルフスタイルが基本 |
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9~12時 | 語学学校内の幼稚園にてレッスン(音楽、運動、アート、スナックタイム、ゲーム、算数、理科などを30分ずつ) |
12~13時 | 昼食、学校の食堂 |
13~14時 | フリータイム |
14~16時 | グループ活動(アルファベット、発音、運動) |
16時〜 | フリータイム |
18~19時 | 夕食、学校の食堂 |
19時〜 | フリータイム |
お母さんの場合
朝8〜9時 | 朝食、学校の食堂でセルフスタイルが基本 |
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9~10時 | レッスン(マンツーマンまたはグループ) |
10~11時 | レッスン |
11~12時 | レッスン |
12~13時 | 昼食、学校の食堂 |
13~14時 | レッスンまたはフリータイム(ハーフコースまたはフルコースを選択) |
14~15時 | レッスンまたはフリータイム |
15時〜16時 | レッスンまたはフリータイム |
18~19時 | 夕食、学校の食堂 |
19時〜 | フリータイム |
韓国系の学校のため、ハーフコース(半日)がなく子供はすべてフルコースで午後までみっちりレッスンがあります。
お母さんに関しては、ハーフでもフルでも選べますがレッスンは必須です。
ママはレッスンなしの場合
日系の学校では英語レッスンはお子さまのみで、親御さんはレッスンなしというプランがあります。
その場合は子供のレッスン中、お母さんはフリータイムとなります。また、半日だけのハーフレッスンが選べる学校はランチ後は、まるっと自由時間です。
ショッピングに行ったり、マッサージに行ったりカフェでゆっくりくつろいだりと、普段はほとんどないであろう自分の時間を好きに使うことが出来ます。
韓国人のママ達は、ママ同士でお出かけすることも多いです。
パパぴよ
1日の流れ – 休日
休日はビーチやショッピングなどのお出かけに費やします。
語学学校の多くは都市部にあるので、ビーチなどは長距離バスやタクシーでの移動が必須です。
早朝から出かける場合が多いので休日に日帰りもしくは一泊での外出でアクティビティに出かけます。
学校がツアーを開催していることも多いので、1人では不安な方、英語が苦手な方でも安心です。
長期滞在の場合には、ゆっくり遠出をせずに休む休日もあるかと思います。学校の近くにモールや、校内にプールやプレイルームなどある学校を選ぶとお子さまが暇を持て余すことなく、ママものんびり過ごせます。
逆に短期の場合は、せっかくの週末はお出かけになると思うので学校内の施設は最低限で良い場合もあります。こういったところも学校選びの参考にしてみてください。
どのプランにしよう。結構大事なコース設定
遊び留学、リゾート留学、息抜き留学系の人は半日コースを選ぶ人が多いですが、親子留学では特に半日コースを設定している学校は実際のところ少なく、どこも1日レッスン漬けの学校が多めです。
しかし、やはり日本人ママに人気なコースは半日プランで、韓国のスパルタ式に抵抗があるママは多いです。
ですが実際は、フィリピンに来てから韓国キッズの英語へのガッツを見ていると感化される人も多いです。
パパぴよ
ママぴよとしては、1週間ぐらいの短期留学であればがっつり1日やってみるのもありかなと思う半面、詰め込み過ぎて子供が英語嫌いになっちゃうと困るなとも思うのが本音です。
留学自体は悪くなかったのに、コース選びで無理をして失敗してしまったという話もよく聞きます。
英語力を伸ばしたいからガッツリコース、楽しんでくれれば良いのでのんびりカリキュラム、などといった単純な理由だけではなく、子供の性格と学校のカラーをよく見極めないとコース選びは実はとても難しいのです。
あとは年齢によっても大きく変わってきます。
保育園・幼稚園など幼児の留学には英語レッスンは半日程度で十分ですが、その代わりにアクティビティがあると飽きもせず、英語にも慣れやすいのでとても良いです。
小学生以上であればすでに机に座って行うレッスンに慣れているので、英語レッスンを集中的に行っても頑張れる子がほとんどです。
お子様に合う学校のカラーやカリキュラムについては、ママぴよにご相談ください。
紹介するすべての学校で実際に息子と体験をしてきたからこそ分かる、レッスンの雰囲気や来ている生徒の系統、ママ達の雰囲気などもご案内いたします!
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