フィリピンやセブ島の治安は?親子留学は安全?清潔?

フィリピンやセブ島の治安は?親子留学は安全?清潔?

フィリピン……。と聞くとどんなイメージが湧きますか?危険だとかスラム街とか途上国などネガティブな言葉を連想してしまう方も正直多いと思います。

 

近年流行っている親子留学。中でもフィリピンは、近くて安くて南国リゾートでととても魅力的ですが、治安や衛生面が不安という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は、フィリピンに住んで5年になる私たちママぴよ一家がフィリピンの治安や環境について解説いたします。

前半の治安についてはとても大事なことなので、一家を守るパパぴよがちょっと真面目に解説します!

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パパぴよ

フィリピンの安全情報

まず、セブ島に移住して5年のママぴよファミリーの主観でお話すると、留学生や観光客にとってという前置き付きではありますが「ちっとも危険はない」と断言できます。

 

その理由をお伝えする前に、危険にも人によって定義が違うということを、まずは理解していただきたいのです。

私たちが思う危険とは「自分の努力では避けきれない被害」に遭うことです。

具体的には「窃盗」「詐欺」「置き引き」などの軽犯罪は危険とは認識しておらず、「強盗」や「レイプ」など自己防衛が難しい犯罪が頻発している状況を危険とみなします。

 

その大前提の元、フィリピン・セブ島は「ちっとも危険はない」と断言しました。理由は「強盗」や「レイプ」の事件が他国に比べて圧倒的に少ないからです。

フィリピン国内の治安について

南国

現在、日本の外務省の海外安全ホームページによると、フィリピンにはレベル1の「十分注意してください」、レベル2の「不要不急の渡航は止めてください」、レベル3の「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が出されています。

 

レベル2と3がでているエリアは、「ミンダナオ島」や「パラワン島」です。これらの地域に旅行で行かれる事は推奨されていませんが、少なくとも留学で訪れるような場所ではありませんので、あえて説明は割愛いたします。

 

フィリピン留学で訪れる地域は主に「セブ」「マニラ」「バギオ」その他の地域になりますが、それらのエリアにはレベル1が出されています。

レベル1は、深刻で重要な犯罪ではなく、どちらかというと最も軽微な「窃盗」「盗難」事件に注意を促す場合に出されます。

 

どんな国でも、都市部でこういった軽微な犯罪は多く発生しています。ですから、このレベル1の危険情報だけを見て「危険情報がでている」=「フィリピンは危険だ」と結びつけるのはあまりにも乱暴すぎます。

留学で人気の国別の強盗事件の発生率

それでは、私が最も危険度に影響すると考える重要犯罪「強盗」や「レイプ」の発生率について、留学に縁が深い主要9カ国(アメリカ、英国、カナダ、オーストラリア、マルタ、インド、タイ、韓国、日本)のデータを元に見ていきたいと思います。
出典:Comparisons of Crime in OECD Countries
ワールド・データ・アトラス 世界と地域の統計、国のデータ、マップ、ランキング

強盗はどれだけ気をつけていても、狙われたら最後!ナイフや銃をつきつけられて脅され、必ず金品を奪われてしまい、時には大怪我を負ったり命を奪われることすらあります。

目的がお金で、無差別に対する暴力行為であることから、旅行者や留学生でも町を歩いているだけで遭遇してしまう可能性がある危険な重要犯罪です。

強盗事件発生率

強盗事件発生率TOPは意外にも紳士の国イギリスで、137.0ポイントでした。その次が留学では一番人気の国アメリカで、111.2ポイント。

その後には、カナダ、オーストラリア、マルタと続いて、フィリピンはこの中では韓国には一歩及ばずも、6位となりました。

 

37.4ポイントという数字の低さは、強盗事件の発生する確率は、イギリスの約1/4程度、アメリカの約1/3程度ということを表しています。ちなみに日本の強盗事件の発生率は、2.8ポイントで、イギリスの約1/50程度でした。

 

お次にレイプ事件の発生率。女性にとっては強盗より何よりも恐ろしい犯罪という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

レイプ事件発生率TOPは、こちらも意外ですが、安全な国のイメージがあるワーキングホリデーでも人気の国、オーストラリアで91.9ポイントでした。

 

続いてアメリカの30.8ポイントが第2位。その後は、英国、韓国ときて、フィリピンは5位になりました。フィリピンは5.6ポイントですので、TOPのオーストラリアの1/17程度のレイプ事件発生率となります。

 

このように、留学でも有名な欧米圏の先進国、留学でよく選ばれている国々よりも、フィリピンは安全だということがこれらのデータによって証明されています。

フィリピンの軽犯罪は泥棒や詐欺など防げるものです。

しかし、お伝えした通り、泥棒や詐欺などの軽犯罪については、フィリピンでは他の東南アジアの国々同様に、非常に多くの事件が発生しています。

 

ただし、強盗とは全く違ったものであり、凶暴性はありません。

 

フィリピンの泥棒は、物を破壊してまで侵入したり盗んだりといったことはあまりしないイメージです。

スリや置き引きなど、注意していればある程度犯罪を防げるケースがほとんどです。

 

また、ストリートチルドレン集団によるチームプレイで窃盗に及ぶケースもあります。

子どもたちはターゲットを取り囲み手足にぶら下がったりつねったり話しかけたりして気をそらし、その間に後ろのカバンから財布を抜かれたりする手口です。

 

無邪気な子供が可愛く見え、引っかかってしまうパターンです。

泥棒

他にも有名なものが、イカサマトランプ賭博詐欺というものです。これはモールのカフェなどで清潔感のある身なりの良い人に話しかけられ、家に誘われます。

家に行くともうすぐ金持ちが来るから、カードゲームでその金持ちからお金を巻き上げよう、と言葉巧みに持ちかけられ、最初はボロ勝ちするのですが最終的に大負けしてしまうシナリオです。

 

この詐欺により70万円という大金をたった数時間で失った女性から直接被害報告を聞いたことがあります、非常に恐ろしいです。

 

日本では窃盗・置き引きはもとより、詐欺などもあまりありませんので少し怖いと感じるかもしれません。

 

ですが、まずは事例と手口を知ることで、対策が十分可能です。普段よりしっかり情報を収集して、外出時は最大限の注意をはらうよう、心がけましょう。

とはいっても私たち家族も幼い二人の子供とお出かけをしたりと毎日普通の暮らしをしています。

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パパぴよ

留学生が巻き込まれる事件

フィリピン留学に訪れる日本人は年間1万人に迫ると言われ、韓国など他の国を合わせるとかなりの人数になります。

 

それだけの人数がいると、やはり事件も少なからずあります。ですが、ほぼ100%が夜の歓楽街での事件です。

 

南国での留学という事で気が大きくなってしまった若い方が、日本で言う歌舞伎町のような場所で酔っぱらって外国人と揉めたりお金を取られたりするといったものです。

 

それ以外は、置き引きやスリといったものがほとんどなので、親子留学にきて何か被害にあったというのは聞いたことがありません。

 

タクシーや露店で少々ぼったくりに遭ったという程度なので気を付けていれば必要以上の心配は無用です。

万一の病気やけがについて

ここからは、留学中にケガや病気をした時のための病院事情などを解説いたします。

 

最初に、下の写真を見てください。こちらはセブ島にある総合病院です。どうでしょうか。これだけで少しは不安が取れたのではないでしょうか。

フィリピンといえもう2018年。きちんと設備の整った清潔な病院があるのでご安心ください(笑)

セブ島の病院

セブ島の病院

病気や怪我はお子様にはつきもの。状態が急変することも多いため、留学されるお母様の心配事の上位にきます。

 

ですが、フィリピン留学では各校で24時間受付の救急施設のある総合病院と提携していることがほとんどなのであまり心配はいらないのが本当のところです。

 

まず、実際重要なのは万一の病院利用のために、必ず海外旅行保険に加入するか海外旅行保険付きのクレジットカードをお持ちいただくことです。

 

学校のエリアによっては日本語の通訳がつく代理店と契約している学校もあるため、お母様の英語力の心配をすることなく受診が可能です。一番怖いのは後に請求される診療費だったりするので、保険は必須です。

病気や怪我の際には、学校スタッフが病院への連絡や同行を行ってくれる事が多いのですが、対応は学校にもよるので事前確認したほうが安心です。

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ママぴよ

 

病院スタッフ

医療の質に関しては、先進国の日本と比べてしまうとどうしても劣る部分もあるのが正直な所ですが、重篤な病気やケガをしない限りは問題ありません。

 

ドクターの治療指針も国によってガイドラインが違うため、治療方法も変わってきます。しかし、フィリピン特有の病気(デング熱や伝染病)に関してはこっちのドクターの方が断然知識はあるので安心です。

万が一入院となった場合も総合病院には一通りの最新設備が整っているので心配無用です。

ママぴよも二人の子供をセブの病院で出産しています!

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ママぴよ

ママぴよ第二子出産

ママぴよ出産時の様子

衛生面について

フィリピンローカル風景

衛生面も日本に比べるとやはり劣ります。エリアにもよりますが、ローカルエリアでは禁止されている都市もあるものの、ゴミのポイ捨ても多く、川の汚染もまだまだひどいのが現状です。

 

インフラも整っている場所と整っていない場所が分かれていて、水道水も飲むことはできません。氷も注意です。

レストランで出される氷はウォーターサーバーの水を使っていますが、ローカルエリアでの氷やジュース、フルーツ、生野菜なども気を付けないとお腹を壊してしまいます。

ローカルを体験したくない場合にはこういったところに行くことはほとんどないので大丈夫です

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ママぴよ

一方、外国人や富裕層向けのレストランやモールなどはとても清潔に保たれていて、日本と変わらない姿に驚く人も多いです。

 

平均年齢が24歳ととても若く勢いのあるフィリピンでは経済成長も目覚ましく、富裕層もとても増えています。

セブ島SMモール

日本と変わらないモールの風景。高級レストランやブランドショップなども揃っています。物価も少しずつ上がっているので、早めに行くことをおススメします!

フィリピン安全情報まとめ

いかがでしたでしょうか。フィリピンの実際の治安状況・軽犯罪は防げるものがほとんどで、不必要におびえることはありません。

夜は出歩かない、移動はタクシー、かばんは前に持つなど簡単なことに気を付けるだけで防犯効果は絶大です。

 

せっかくの留学を嫌な思い出にしないように危機管理はしつつ、思いっきりフィリピンを楽しんでいただければと思います。

とはいっても不安なので特に治安のよいエリアやセキュリティが最高クラスの学校を知りたい方はお問い合わせを