親子留学の滞在先は?施設はキレイ? 掃除や洗濯は?
親子留学に興味を持っていただいたみなさん、ありがとうございます。最近勢いを増してきたフィリピン親子留学。
近い、時差もわずか一時間、南国リゾートエリアなど、選ばれる理由は様々ですが、なんといっても一番の魅力はその価格の安さではないでしょうか。
アジア圏ということで物価は日本の約半分。日本ではなかなかできない贅沢が出来てしまうのが大きな魅力となっています。
しかし、私たちは日本人でありながら、同じアジアでもフィリピンやタイ、インドネシアなど東南アジアの国については少しネガティブな印象を持っている方が多いのも確かです。
どうしても途上国というイメージがありますよね。
『いくらフィリピン留学が安いといっても、安かろう悪かろう』じゃないの?
『どうせ小汚い環境なんでしょ?』だったら高くてもハワイに行ったほうがいいんじゃない?そう思われている方もいるかもしれません。
でも……ちょっと待ってください。せめてこの記事をお読みいただいてから決めていただきたい。この記事ではフィリピン留学で実際に宿泊する部屋など生活環境についてご紹介させていただきます。
フィリピン留学の施設
こちらは、セブ島にある語学学校の食堂です。どうでしょうか。予想を良い意味で裏切ったのではないでしょうか。清潔感があり、とてもオシャレな空間です。
もちろん、全ての学校がこのレベルだとは言いませんが、清潔感や快適性が日本と変わらない学校もあるのです。
欧米留学では自分でコンドミニアムなどを探し、生活面は学校と切り離すシステムが多い中、フィリピン留学では学校が宿泊部分も管理し、一体化しているシステムがほとんどです。
そしてその中でも、語学学校内の寮に滞在するパターンと学校と提携している近隣のホテルに滞在するパターンの2つが主になります。では、一つずつ紹介していきます。
語学学校内部寮
内部寮に滞在の場合は、学校の施設内でレッスンから生活面までのすべてが完結し、門の外にでなくて住むので移動が楽で安心安全というメリットがあります。
校内に英語レッスンスペース、食堂、寮、あとは学校によりますが、プールやジム、アクティビティスペースなどの全てが校内にあります。
大規模校は1階が食堂やオフィス、2階がレッスンスペースや自習室、3階以上が寮、外にはプールやジムが完備というようなマンションタイプが多いタイプです。
コンドミニアムをリノベーションしている学校もあります。
語学学校外観
一方で小規模校だと大きめの一軒家やタウンハウス(一軒家がつながったもの)を学校の施設兼寮として使用している学校も増えてきています。
アットホームが売りで、1階のリビングやダイニングエリアは共有スペースとして使用し、2階の個室を寮の個室として開放。レッスンスペースは別で作っていたり、1階のリビングを利用したりすることもあります。
下の写真の学校は平屋タイプで校舎や食堂などの共有スペース側と個室が並ぶ宿泊施設側で分かれています。
寮のお部屋
一軒家タイプの寮のお部屋
寮の個人部屋も、マンションタイプとタウンハウスタイプで雰囲気こそ変わりますが、設備は基本的には一緒で以下のようなものが付いています。
- ベッド
- 勉強用デスク
- 椅子
- デスクランプ
- エアコン(扇風機がついている学校はありがたい)
- クローゼット(小さい学校だと鍵はついていないことが多く、自分でスーツケースなどで管理)
- 冷蔵庫(学校によってはダイニングエリアでシェア)
- ホットシャワー&トイレ(バスタブはなく、ユニットタイプがフィリピンでは一般的、ペーパーも流せないところが多い)
インフラ事情としては、やはりエリアによってはまだ不安定な場所もあり、シャワーの水圧が弱めだったり、ホットシャワーの温度が低めだったりということはよくあります。
例えば細かな設備でよく質問があるドライヤーは、各部屋についている学校や有料貸出、無料貸出、各自持参の学校もあります。
インターネットはどの学校も完備はしていますが、強さにはかなりばらつきがあります。もともと、フィリピン自体がネット環境が不安定な部分もあるので、天候や使っている人数によってかなり差が出るのが現状です。
日本のようにサクサクな状態での動画視聴などは諦めていたほうがいいかもしれません。学校によってはポケットwifiの貸出があったりするのでネットが必須という方は、事前に相談をしましょう。
また、お部屋の位置によっては電波が届かず、共有エリアのみでの使用となる場合もあります。
マンションタイプのお部屋
外部寮/ホテル滞在
外部寮として近くのシティホテルやリゾートホテルと提携している学校も多くあります。
移動の手間はありますが、ホテルなので掃除は毎日だったり、基本的に施設がきれい、ホテル内の施設が使えることが大きなメリットです。
ホテルと学校の移動は学校のシャトルバスを利用することが多いです。
この場合、レッスンの空き時間に部屋に戻る場合もシャトルバスを待たなければいけないので、ロスタイムが生じ、デメリットと取る人もいます。
学校が終わったらプライベートを確保したいという方はホテルがいいかもしれませんね!
パパぴよ
お部屋の掃除
掃除に関しては、学校専属のハウスキーパーが週1〜3回程度行い、ベッドシーツやゴミ箱の交換、掃き掃除やモップ掛けを行ってくれます。
基本的にはホテルの清掃のようなイメージです。荷物は軽くまとめておけばいじることはないのでご安心ください。
とはいえ貴重品の管理は各自でしっかりと!
パパぴよ
なお、子どもが汚すので自分でも毎日掃除をしたいという方は、掃除用具はいつでも貸してくれます。
洗濯
学校のランドリー専属のスタッフが週に1〜3回洗ってくれる場合とランドリー業者に出す場合があります。
スタッフが洗う場合は、学校に付属の洗濯機で洗濯、乾燥機にかけ、畳みまで完了して数日後に戻ってきます。
ランドリー業者に出す場合も同様に週1~3回程度で、カゴや袋にまとめておいて指定の場所に持っていき、数日後に畳まれた状態で戻ってきます。
注意点として、どちらにしてもフィリピンの洗濯洗剤(場合によっては柔軟剤)を使うため、匂い残りが強いことがあり、敏感肌のお子さんだと洗剤残りなどで肌荒れが起こることも可能性としてはあります。
また、色落ちの心配があるものやデリケートな繊維の洋服は控えたほうが良いです。もしどうしてもお気に入りの服を持って行きたい場合や子どもの肌が弱いという場合は、洗濯洗剤を持参して手洗いが可能な学校もあるので、事前に確認を。
ごくまれに、近くのランドリーショップと割引提携をしているのみで洗濯関連はすべて各自という学校もあります。
ママぴよ
施設と生活面まとめ
いかがでしたか?お部屋のイメージは想像通りでしたか?
フィリピンの街中を歩くと、一般家庭などではまだまだ綺麗とはいえないお家が見られますが、私たちが留学に行くような学校では掃除が行き届いた清潔感のある施設がほとんどです。
ジムやプール、カフェなどが校内にあったりと高級マンションさながらの施設での滞在が格安で可能なことも、フィリピン留学の良さです。
もちろん、最安レベルの学校の場合など、施設面で劣ることはありますが、総じてコストパフォーマンスは良いでしょう。
施設・環境面でフィリピン留学を迷っているならそれはもったいないです!
あなたの希望にあう学校をママぴよがご紹介します。お気軽にご相談ください。
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